寛正2年(1462)、佐野隼人(法名梅山全林)を開基、竹印を開山として創建された臨済宗南禅寺派の寺院です。本尊は地蔵菩薩で、田村郷の円福寺の末寺として位置づけられていました。秩父三十四ヶ所霊場において、5番札所の語歌堂(語歌寺)と9番札所の明智寺を兼帯する別当寺として、巡礼路の要衝を担ってきました。江戸時代に編纂された『新編武蔵風土記稿』にもその名が記され、惠心僧都作と伝わる弥陀画像や玄深直信筆の出山釈迦画像などを寺宝として所蔵しており、秩父地域における信仰の拠点として地域に根づいてきた寺院です。