沼田市の河岸段丘上に位置する真言宗の寺院で、沼田城下の名刹として知られる。
真田氏が沼田領を治めた時代に厚い保護を受け、真田ゆかりの寺として歴史ファンに人気。
境内からは利根川の渓谷と谷川岳方面の山並みを望む絶景が広がる。
本堂には室町時代作の不動明王像が安置され、力強い忿怒の表情が印象的。
沼田城跡からほど近く、城下町散策と合わせた参拝コースが観光客に好評。
毎月28日の不動明王縁日には護摩焚きが行われ、厄除けの祈願者で賑わう。
境内の大銀杏は秋に黄金色に染まり、沼田の秋を代表する景観となっている。
庫裏には真田家の家紋・六文銭を模した装飾が残り、往時の栄華を偲ばせる。
沼田は天空の城下町として知られ、寺院巡りの拠点として最適な立地にある。
真田丸ブーム以降、大河ドラマファンの聖地巡礼スポットとしても賑わいを見せている。
天文年間(1532-1555)に沼田氏の家臣が開基したと伝えられる。
天正8年(1580年)、真田昌幸が沼田城を攻略すると、真田氏の祈願所となった。
真田信之が沼田藩主となった慶長年間に本堂が再建され、寺容が整えられた。
信之は篤い仏教信仰を持ち、領内の寺社に対して手厚い保護を行った。
元禄年間には沼田藩の転封により一時衰退したが、のちの藩主により再興された。
享保年間に不動明王像の修復が行われ、この際に像内から室町期の銘文が発見された。
天明の大飢饉では境内で炊き出しを行い、領民の救済に尽力した記録が残る。
幕末の動乱期にも大きな被害を受けることなく、明治維新を迎えた。
明治以降は地域の菩提…