別府公園が位置する野口原一帯は、かつて大分県の農業・牧畜関連施設が置かれた地域であった。戦後、別府市の都市化が進む中で、市民のための緑地・憩いの場を整備する機運が高まり、跡地の活用が検討された。1992年、総面積16.2ヘクタールの総合公園として正式に開園し、現在の別府公園が誕生した。開園にあたっては、桜・梅・ツツジ・紅葉など四季折々の花木が植栽され、市民が日常的に親しめる空間として整備された。開園後は市民祭りや各種イベントの会場として利用されるようになり、地域の文化・交流の拠点へと発展した。1998年からは国際的なピアニスト、マルタ・アルゲリッチを冠した「別府アルゲリッチ音楽祭」の主要会場と…