天長2年(825年)、仁明天皇の勅命により宇佐八幡宮から分霊を勧請し、大杜山の地に創建されたと伝わる。豊後国一宮として古くから国家的な崇敬を受け、朝廷からも幣帛を賜るなど高い格式を誇った。中世には豊後国を支配した大友氏が篤く崇敬し、社領の寄進や社殿の修造を通じて庇護を続けた。近世、豊後を治めた諸大名もその権威を認め、社格は維持された。明治時代には近代社格制度のもとで国幣中社に列せられ、豊後国一宮としての地位が改めて公認された。境内に聳える樹齢3,000年とも伝わる大楠は国の天然記念物に指定されており、創建以前から続く深い杜の歴史を今に伝える。現在も大分を代表する古社として、県内外から広く崇敬を…