西円寺は寝屋川市下神田町に位置する真宗仏光寺派の寺院である。仏光寺派は親鸞聖人の孫・如信(1239〜1301年)の法系に連なり、南北朝時代に第7世了源上人(1295〜1360年)が絵系図や絵詞を用いた布教を展開して畿内・西国で教線を拡大した。その後、戦国期の変遷を経て京都・仏光寺を本山とする一派が独立し、現在の真宗仏光寺派として続く。下神田周辺には古くから真宗信仰が根付いており、当寺もその流れを受けて創建された。近世には仏光寺の末寺として整備され、地域門徒の菩提寺として歴代住職が法灯を守ってきた。