仁寿元年(851年)、大己貴命を祭神として創建されたと伝わる。延喜式神名帳に記載される常陸国の式内社に比定される格式高い古社であり、真壁地方の総鎮守として古くから篤い信仰を集めてきた。中世には真壁城を本拠とする真壁氏の氏神として保護を受け、武家の崇敬を集める地域の精神的中心となった。近世に入っても真壁地方の人々の総氏神としての地位は揺らがず、江戸時代を通じて社殿の修復・整備が行われたとされる。明治以降の近代化の過程においても社格・祭祀は維持され、現在も十一月の例大祭において流鏑馬が奉納される。この流鏑馬は茨城県の無形民俗文化財に指定され、往時の武家文化の伝統を今に伝えている。境内を覆う社叢は原…