寛延2年(1749年)、南部藩8代藩主・南部利視が盛岡城内に社を建立し、南部氏初代とされる南部光行をはじめ歴代の祖霊を祀ったのが桜山神社の創始である。以来、南部藩の藩社として藩主や藩士の崇敬を集め、盛岡城下における精神的な拠り所となった。明治維新後、版籍奉還・廃藩置県を経て盛岡城が廃城となると、明治期に城外の現在地(内丸)へ遷座された。近代以降は南部家の祖霊鎮守としての性格を保ちつつ、地域の氏神としての役割を担うようになった。境内には岩手県出身の第19代内閣総理大臣・原敬や海軍大将・米内光政ら盛岡ゆかりの偉人の歌碑が整備され、地域の文化的記憶を伝える場ともなっている。毎秋行われる例大祭「盛岡秋…