佐野市北部の唐沢山に築かれた山城跡と、本丸跡に鎮座する唐沢山神社。
続日本100名城に選定された名城で、石垣が見事に残る関東屈指の中世山城。
唐沢山神社は藤原秀郷(俵藤太)を祀り、勝負運の御利益がある。
秀郷は平安時代中期に活躍した武将で、百足退治の伝説で知られる。
山頂からの眺望は素晴らしく、関東平野を一望できる大パノラマ。
境内には人懐っこい猫が多数いることでも知られ、猫好きにも人気。
秋の紅葉は石垣と相まって美しく、城址巡りのベストシーズン。
本丸跡の石垣は関東の山城としては珍しい高石垣で見応えがある。
城の歴史と信仰が融合した独特のスポットとして多くの参拝者が訪れる。
武士の歴史と神社の信仰が一体となった、佐野市を代表する史跡。
唐沢山城は延長5年(927年)、藤原秀郷(俵藤太)が築城したと伝わる。
秀郷は平将門の乱を鎮圧した功で、下野国の守として勢力を築いた。
秀郷は「百足退治」の伝説で知られ、弓の名手として後世に語り継がれた。
中世には佐野氏が城主となり、戦国時代まで約650年にわたって使用された。
戦国時代には上杉謙信の十回にわたる攻撃にも耐えた難攻不落の名城。
高石垣は戦国後期に築かれたもので、関東の山城では類例が少ない。
天正18年(1590年)の豊臣秀吉の関東征伐で佐野氏は改易、城は廃城。
明治16年(1883年)に本丸跡に唐沢山神社が創建され、秀郷を祀った。
明治時代の日清・日露戦争の際には武運の神として…