智観寺は常寂山と号する真言宗豊山派の寺院で、元慶年間(877〜885)に中山丹治武信が創建したと伝わります。永正年間(1504〜1521)には朝覚上人が中興しました。武蔵丹党の名族・中山氏の菩提寺として栄え、境内には水戸藩付家老を務めた中山信吉(常陸松岡藩2万5千石)の墓碑をはじめ、一族の墓碑が多数残ります。中山信吉の墓は埼玉県指定史跡に指定されています。また鎌倉時代銘(1241〜1298年銘)の板石塔婆3基、絹本着色仏涅槃図、中山信吉木碑(ケヤキ材製)はいずれも埼玉県指定有形文化財です。慶応4年(1868)の飯能戦争で堂宇の多くを焼失しましたが、明治9年(1876)に再建されました。毎年10…