高栄山託法寺は、杉並区永福に鎮座する浄土真宗大谷派の寺院。寛永11年(1634年)、初代住職・浄円(俗姓・本田)が江戸四谷(現・新宿区四谷)に創建し、大谷派の関東触頭・善慶寺の末寺として約290年にわたり法灯を守ってきた。大正11年(1922年)、甲州街道(現・国道20号)の道路拡張工事により現在地・永福へ移転。昭和20年(1945年)5月25日の東京大空襲で伽藍が全焼し、昭和28〜29年(1953〜54年)に再建された。境内に伝わる本尊・阿弥陀如来立像(高さ約90cm、寄木作り・彫眼、江戸時代末期)は杉並区有形文化財に登録されており、大谷派法主・千如および一誠の印が施される。永福町駅から徒歩約5分。
高栄山託法寺は、寛永11年(1634年)、初代住職・浄円(俗姓・本田)によって江戸四谷永見替町(現・新宿区四谷)に創建された浄土真宗大谷派の寺院である。浄円は、大谷派の関東触頭として幕府と宗門の橋渡し役を担う善慶寺の末寺として当寺を開山した。以来、四谷の地で約290年にわたって法灯を守り続けたが、大正11年(1922年)、甲州街道(現・国道20号)の大規模な道路拡張工事を機に現在地・杉並区永福へ移転した。この移転は、杉並区内への浄土真宗寺院の移転としては最初期のものとされる。
移転後まもなく境内が整備されたが、昭和20年(1945年)5月25日の東京大空襲(山の手空襲)によって伽藍が全焼した…