安永9年(1780年)、薬の町・道修町の薬種仲間が少彦名命と神農炎帝を祀って創建。製薬業の守護神として「くすりの神様」と崇められ、毎年11月に行われる神農祭は大阪の年の瀬を告げる風物詩として知られる。ビルの谷間に鎮座する小さな社ながら、製薬会社や医療従事者の崇敬が篤く、道修町の薬問屋街とともに大阪の医薬文化の象徴となっている。神農炎帝は中国の医薬の神で、少彦名命は日本の医薬の神として二柱が合祀されるユニークな神社。境内では小さな縁起物「虎張子」が授与され、その人気から「張子の虎の神社」としても親しまれている。