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多聞院(丸ヶ崎)
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多聞院(丸ヶ崎)
埼玉県
南北朝期創建・さいたま市内に現存する円空仏と室町期六地蔵を伝える真言宗智山派の古刹、見沼区丸ヶ崎の持寶山太子寺
創建
1336
種別
寺院
アクセス
東武野田線大和田駅から徒歩約20分
埼玉県さいたま市見沼区丸ヶ崎1186
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基本情報
寺院
創建 1336
690年目
御祭神・御本尊
概要
埼玉県さいたま市見沼区丸ヶ崎1186に所在する真言宗智山派の寺院で、山号は持寶山、院号を太子寺とも称する。本尊は聖徳太子。南北朝時代の延元年間(1336〜1340年)に俊幸が開山した、見沼区でも最古の部類に属する古刹である。 境内にはさいたま市指定有形文化財が二件保存されている。**丸ヶ崎六地蔵石仏**(昭和52年指定)は室町時代中〜後期作の5躰に寛永19年(1642年)銘の1躰を加えた計6躰で、背面には「慶傳禅門逆修」等の銘文が刻まれる。逆修とは生前に自らの冥福を祈って造立する行為であり、当地の名主層夫妻がこの地蔵を造立した記録が刻銘から読み取れる。 もう一件は**丸ヶ崎円空作菩薩形坐像**(昭和54年指定)で、近くの丸ヶ崎新田薬師堂内で発見された。観音菩薩または虚空蔵菩薩と推定されるこの像は、独特の鋭い彫刻技法から円空作と認定されており、さいたま市内に現存する数少ない円空仏として貴…
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由緒
多聞院の草創は南北朝時代の延元年間(1336〜1340年)にさかのぼり、俊幸を開山とする。当初は京都・大覚寺を本山とする新義真言宗の末寺として創立された。室町時代後半、弘治3年(1557年)に寂した永鑁によって中興され、以後「多聞院」の院号が定着したと伝わる。 江戸時代初期には寛永19年(1642年)銘の地蔵石仏が追加奉納されるなど、地域の名主層を中心とした信仰が厚く、享保年間(1716〜1736年)には寺子屋を開設して農村の子弟教育を担った。 安永7年(1779年)、それまで現在地の東側にあった境内を現在地に移転。この移転によって寺の立地が確定し、以後今日にいたるまで丸ヶ崎の地域信仰の中…
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