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正福寺(蓮沼)
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正福寺(蓮沼)
埼玉県
円空作の十一面観音・不動明王を伝えるさいたま市指定文化財の寺——安政大地震の廃墟から名主の邸宅寄進で蘇った蓮沼の真言宗古刹
種別
寺院
アクセス
東武野田線大和田駅から徒歩約20分
埼玉県さいたま市見沼区大字蓮沼770
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概要
自在山蓮華院正福寺(じざいさん れんげいん しょうふくじ)は、埼玉県さいたま市見沼区大字蓮沼770に所在する真言宗智山派の寺院。本尊は**十一面観音**(十一面観世音菩薩)。北足立八十八ヶ所霊場第16番・新秩父三十四ヶ所観世音霊場第26番の札所でもある。 境内には**さいたま市指定有形文化財**(昭和37年9月12日指定)として、**円空(1632〜1695年)作の仏像二躰**が伝わる。江戸時代前期に全国を行脚した仏師・円空は、一木を鋭い鉈で大胆に刻み出す独自の技法で生涯12万体超とされる仏像を残した人物で、この寺には**十一面観音像**(高63.8cm)と**不動明王像**(高60.3cm)が現存する。いずれも円空の特徴である鋭い鑿跡と厳粛な表情を持ち、見沼区内に現存する円空仏として同区の多聞院(丸ヶ崎)の菩薩形坐像と並ぶ貴重な文化財である。なお両像は非公開で一般拝観はできない。 江…
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由緒
正福寺の創建年代は不詳で、江戸後期の地誌『新編武蔵風土記稿』に「新義真言宗 中野村正宝院末、自在山蓮華院と號す、本尊十一面観音を安せり」と記録されるのが最古の文献確認である。中野村の正宝院(真言宗)の末寺として位置づけられており、遅くとも江戸時代には地域の真言宗信仰の拠点として機能していた。 江戸時代を通じて、猿ヶ谷戸神明神社(現・神明神社〈蓮沼〉)の別当寺として神社の祭祀を管理した。神仏習合体制のもとで寺と神社が一体的に蓮沼の村落信仰を担ったこの関係は、明治初年の神仏分離令により解消された。 安政2年(1855年)10月、関東一円を襲った**安政大地震**によって正福寺の伽藍は壊滅的な被…
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ご利益
浄化・お祓い
極楽往生
穢れ祓い・心身の浄化・邪気払い。禊(みそぎ)や護摩の伝統に連なる。
御祭神「十一面観音(本尊)・阿弥陀如来(阿弥陀堂)」のご神徳に由来
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