八戸市の館鼻岸壁に近い地区に鎮座する神社で、八戸港の守護神として漁業・航海の安全を守ってきた。館鼻岸壁は日本最大規模の朝市「館鼻岸壁朝市」で全国的に知られており、毎週日曜日の夜明け前から数百の露店が軒を連ね、地元の海産物や農産物が販売される。神社はその港町の歴史の中で漁師や商人の守護神として信仰されてきた。八戸は三陸沖の豊かな漁場に近く、古くからイカ・サバ・サンマなどの水産業で栄えてきた都市であり、海の神への信仰は特に篤い。境内には海上安全・大漁祈願の絵馬が多数奉納されており、漁師たちの切実な願いが伝わってくる。館鼻周辺は八戸の海と漁業の文化を伝える地区として観光資源にもなっており、神社への参拝と朝市観光を組み合わせる訪問者も多い。