津城は天正8年(1580年)頃、織田信長の弟・織田信包によって安濃津の地に築かれた。当初は比較的小規模な城であったとされる。慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いに際しては、城主・富田信高が西軍の大軍を相手に籠城して奮戦したが、城は落城し大きな損害を受けた。戦後、徳川家康の信任を得た築城の名手・藤堂高虎が津藩主となり、慶長16年(1611年)から大規模な改修工事を開始。石垣・曲輪・堀を整備し、近代城郭として生まれ変わった。以後、津藩32万石の政治・行政の中心として機能した。明治維新後、廃城令(1873年)により建造物の多くが撤去・解体されたが、本丸・内堀・高石垣の一部は残存した。現在は「お城公園…