つくば市沼田に位置する真言宗の寺院で、不動明王を本尊として地域の厄除け信仰の中心を担ってきた。不動明王は大日如来の化身とされる憤怒尊で、炎の中に揺るぎなく立ち衆生の煩悩を断ち切る力強い仏。農村地帯に建つ山寺の風情を漂わせ、筑波山麓の自然環境に溶け込んだ静かな境内が特徴。護摩祈祷が行われ、不動明王の霊火で煩悩を焼き尽くす密教修法は参拝者に強い印象を与える。つくば研究学園都市として急速に発展した地域に残る歴史的寺院として、地域のアイデンティティを支える存在。春の梅や秋の紅葉が美しく、季節の参拝が楽しめる穴場スポットでもある。