堀江神社は建久7年(1196年)の創建と伝わり、大己貴命を主祭神として堀江地区の鎮守神として祀られてきた。中世から近世にかけて、漁業を生業とする堀江の人々に産土神として崇敬され、地域共同体の精神的中核を担ってきたとされる。江戸時代には境内において若者たちが力石を用いた力比べを行う民俗行事が盛んであったとされ、その力石は現在も境内に保存されている。明治維新以降の近代化の過程においても神社としての社格が維持され、浦安三社祭の構成社の一つとして四年に一度の大祭に参加する慣わしが続いてきた。昭和後期から平成にかけて浦安市が埋め立て開発により急速に都市化する中にあっても、堀江神社は旧来の漁師町に暮らして…