尾山台の宇佐神社は世田谷区尾山台に鎮座し、大分県宇佐市の宇佐八幡宮を勧請した八幡系神社である。宇佐八幡宮は日本三大八幡宮の一つとして全国的に崇敬される古社であり、その御神徳(誉田別命・比売大神・神功皇后)を当地に勧請したことで、尾山台地区の鎮守として武運長久・農耕守護・商売繁盛の信仰が育まれてきた。尾山台は多摩川北岸の台地に位置し、「尾山台」の地名は丘の尾根を意味する。江戸期には農村集落として形成され、近代以降は等々力・尾山台一帯が住宅地として発展した。現在は東急大井町線・尾山台駅近くに位置し、沿線住民が厄除け・勝運・商売繁盛を祈願する身近な鎮守社として親しまれている。