東松山市に鎮座する関東有数の稲荷神社で、野球関係者の参拝で全国的に有名。
「箭弓(やきゅう)」の名が「野球」に通じることから、プロ野球選手やチームが必勝祈願に訪れる。
社名は源頼信が平忠常の乱(1030年)の際に箭(矢)を弓につがえて戦勝を祈願した故事に由来。
境内には野球絵馬やバットの形をした御守りなどユニークな授与品が並ぶ。
ぼたん園は約1300株の牡丹が植えられ、4月下旬〜5月上旬には「ぼたんまつり」が開催される。
藤棚も見事で、ぼたんと藤の競演は春の東松山を代表する景色。
本殿は天保年間の建築で、精緻な彫刻が施された見事な造りである。
商売繁盛・五穀豊穣の御利益はもちろん、勝負運の神としても信仰される。
毎年2月の初午祭には多くの参拝者が訪れ、東松山の冬の風物詩となっている。
東武東上線東松山駅から徒歩圏内で、川越・秩父方面の観光と合わせて参拝しやすい。
長元3年(1030年)、下総国で平忠常が反乱を起こした際、
追討使として派遣された源頼信がこの地の野久稲荷神社に戦勝を祈願。
箭(矢)を弓につがえて必勝を誓い、見事に乱を鎮圧したことから、
「箭弓稲荷」の社号が奉られた。
以来、武将からの崇敬が篤く、太田道灌も社殿を修造している。
江戸時代には関東三大稲荷の一つに数えられ、
商売繁盛・五穀豊穣の神として広く信仰された。
明治以降は「やきゅう」の音が野球に通じるとして、
野球関係者の参拝が増え、昭和期には球界の聖地として定着。
プロ野球の開幕前に各球団の選手が参拝することでも知られる。
ぼたん園は昭和初期に整備され、現在では東松山市を代表する観光…