「現在の日本で浄土宗・禅宗など間違った仏教が広まっているから、天変地異・飢饉・疫病が続いている。もし正しい仏法(日蓮が主張する法華経)を立てなければ、さらに大きな国難——他国からの侵略——が起きる」
当時の日本では飢饉や疫病が頻発しており、日蓮はその原因を「間違った仏教の流行」に求めたのです。
驚くべきことに、日蓮の「他国侵略」の予言は的中しました。
立正安国論提出から11年後の1271年、元(モンゴル)が日本に服属を要求してきました。さらに1274年の文永の役、1281年の弘安の役と、蒙古軍が日本に攻め込んできました。
「日蓮の言った通りだ」——信者が増えた理由の一つです。