別の信仰だが混同されることも多い。道祖神は日本固有の境界神・旅の守護神で、庚申様(青面金剛)は道教由来の三尸虫退治の神だ。ただし両者が同じ石碑に刻まれることや、同じ場所に並んで置かれることがある。
庚申は十干十二支の組み合わせで60日に一度巡ってくる。2026年の主な庚申日(十二支の「申」と十干の「庚」が重なる日)は1月・3月・5月・7月・9月・11月に1〜2日ずつある。具体的な日程は暦で確認できる。
八坂庚申堂の境内授与所で購入できる(1個300円程度)。自分で作ることもできるが、境内で購入したものを奉納するのが一般的。購入後に欲を我慢する誓いを一つ立て、境内に吊るして奉納する。
全国に4万基以上が現存するとされる。江戸時代に各地で庚申講が組織され、その記念として庚申塔が建立された。関東地方(埼玉・東京・神奈川)に特に集中しており、街道の辻や村境に今も多数残っている。
双体道祖神(男女が寄り添う形)は縁結び・夫婦和合の御利益があるとされ、各地でパワースポットとして参拝されている。ただし道祖神の本来の御利益は「旅の安全・境界の守護」であり、縁結びの側面は江戸時代以降に強調されたものだ。