一般参拝には予約不要で、年間を通じて無料で参拝できる。ただし正月三が日や式年遷宮の年は極めて混雑するため、早朝か夕方の参拝を推奨する。特別参拝(御垣内参拝)は所定の手続きが必要。
両宮は同等に尊崇されるが、一般的に内宮(天照大御神)が「頂点」として認識される。参拝作法としては外宮先参りが礼儀とされており、格の差ではなく順序の問題である。外宮の豊受大御神は内宮の天照大御神の食事を司るため、先に豊受大御神へ感謝を伝えてから内宮へ向かうという意味合いがある。
おかげ横丁は内宮の宇治橋前から続く「おはらい町」内に位置する江戸・明治の街並みを再現した観光エリア。「おかげ参り」ブームで賑わった参拝者向けの宿場・茶屋の雰囲気を現代に伝える。内宮参拝の前後に食事・土産物を楽しめる定番スポットで、伊勢うどん・赤福などの郷土グルメが揃う。
直近の第62回式年遷宮は2013年に行われた。次回(第63回)は2033年の予定。遷宮後しばらくは旧社殿の用材が全国の神社に再分配され、各地の社殿の修繕に使われる。この材の流通も式年遷宮の重要な慣習のひとつである。