鎌倉に残る北条政子ゆかりの史跡——参拝すべき6ヶ所
政子ゆかりの鎌倉の史跡は北鎌倉から鎌倉市街まで点在する。効率的に巡るための情報を整理した。
寿福寺(じゅふくじ)——政子の墓がある北鎌倉の名刹
寿福寺(鎌倉市扇ガ谷)は、源頼朝の死後に北条政子が栄西(えいさい)を開山に招いて創建した、鎌倉五山第三位の禅刹だ。政子の墓(やぐら)と源実朝の墓が並んで境内の奥にあり、苔むした石造りの参道に静寂が漂う。
政子の墓(やぐら)は寿福寺境内の奥、山腹に掘られた横穴式の岩窟(やぐら)だ。「やぐら」は鎌倉独特の岩窟墓地で、武士の魂が眠る場所として現在も手厚く管理されている。苔に覆われた石塔が静かに立つ。
安養院(あんよういん)——政子が建立した長楽寺の後継
安養院(鎌倉市大町)は北条政子が頼朝の菩提を弔うために創建した長楽寺(現存せず)の後継寺院で、政子の法名「安養院」に由来する。ツツジの名所として知られ、5月に「つつじ祭り」が行われる。