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追浜の雷神社と大銀杏——火雷神を祀る古社の御神木と直書き御朱印
横須賀市追浜の雷神社は、雷の神・火雷神を祀る雷除けの古社。境内には樹齢400年を超える大銀杏の御神木がそびえ、「かまくらと三浦半島の古木・名木50選」に選ばれている。乳銀杏の安産信仰や、初穂料300円の直書き御朱印など、追浜駅から徒歩5分で出会える見どころを案内する。
武
作成者
武時
| 武家史
目次
MOKUJI
一
追浜の雷神社とはどんな神社か
›
二
御神木の大銀杏——樹齢400年・乳銀杏の信仰
›
三
参拝の楽しみ方と御朱印
›
四
アクセスとあわせて巡りたい追浜・金沢の社寺
›
五
よくある質問
›
結論から言えば、神奈川県横須賀市追浜の
雷神社
は、雷の神・
火雷神(ほのいかづちのかみ)
を祀る雷除けの古社で、見どころは樹齢400年を超える
大銀杏の御神木
と、初穂料300円でいただける
直書きの御朱印
です。京急追浜駅から歩いて5分、街なかにありながら静かな神域が広がります。
雷神社(追浜)の朱塗りの社殿——火雷神を祀る雷除けの古社
Photo by あきとし。 / Toku
追浜の雷神社とはどんな神社か
火雷神を祀る雷除け・気象災害除けの古社
雷神社
(いかづちじんじゃ)は、平安時代の10世紀前半、朱雀天皇の御代に「
火雷天神
」として創建されたと伝わる古社です。主祭神は雷を司る火雷神で、古くから
雷除け・気象災害除け
の守護神として信仰されてきました。関東平野から三浦半島にかけては落雷が多く、雷の神への祈りは、農耕に生きる人々にとって切実なものでした。
朱塗りの社殿が緑の丘を背に映え、参拝者を迎えます。雷という荒ぶる自然の力を鎮め、暮らしを守ってもらう——そんな素朴で力強い信仰が、今も息づいています。
追浜駅から徒歩5分、朱塗りの社殿
雷神社は、京浜急行本線「
追浜
」駅から徒歩約5分。住宅や商店が並ぶ街なかから一歩入ると、石鳥居と朱の鳥居が参道へと導きます。鳥居の黒い扁額には「雷神社」の三文字。石段を上がるにつれて喧騒が遠ざかり、こぢんまりとしながらも凛とした境内が現れます。
「雷神社」の扁額を掲げる朱の鳥居と参道の石段
Photo by あきとし。 / Toku
御神木の大銀杏——樹齢400年・乳銀杏の信仰
かまくらと三浦半島の古木・名木50選
雷神社で最も人々に親しまれているのが、境内にそびえる
大銀杏の御神木
です。樹齢は400年を超えるとされ、長い歳月この地の歴史を見守ってきました。この巨木は「
かまくらと三浦半島の古木・名木50選
」にも選ばれており、晩秋には黄金色に輝いて、追浜駅周辺のランドマークとして親しまれています。
社殿の屋根越しにそびえる御神木の大銀杏——樹齢400年を超える名木
Photo by あきとし。 / Toku
朱の鳥居や社殿の屋根越しに見上げる銀杏の緑は、夏には涼やかで、秋には目を奪う黄葉へと変わります。季節ごとに表情を変える御神木は、何度でも訪ねたくなる魅力を持っています。
乳銀杏と安産・子育ての願い
この大銀杏は、幹から垂れ下がる気根が乳房のように見えることから「
乳銀杏(ちちいちょう)
」とも呼ばれます。古来、こうした銀杏は母乳の出や
安産・子育て
の願掛けの対象とされてきました。雷除けの神威と、いのちを育む銀杏の慈しみ——荒々しさと優しさが同居するところに、この社の奥行きがあります。
神社の御神木として親しまれる大銀杏の例(葛城一言主神社)——雷神社の乳銀杏も古来の信仰を集める
Wikimedia Commons / CC BY-SA
項目
内容
主祭神
火雷神(火雷之命)
ご利益
雷除け・気象災害除け・厄除け・安産
御神木
大銀杏(樹齢400年超/かまくらと三浦半島の古木・名木50選)
御朱印
初穂料300円(直書きをいただける日もある)
例祭
10月9日
アクセス
京急本線「追浜」駅から徒歩約5分
参拝の楽しみ方と御朱印
石鳥居から続く参道
参道の入口には、街並みのなかに静かに立つ石鳥居があります。そこから境内へと歩を進めると、朱の鳥居、大銀杏、そして朱塗りの社殿へと、ひとつながりの参拝路が続きます。決して大きな神社ではありませんが、だからこそ細部まで目が届き、ゆっくりと手を合わせられる心地よさがあります。
街なかに立つ石鳥居から始まる参道——追浜駅から徒歩約5分
Photo by あきとし。 / Toku
御朱印は300円・直書きの温かさ
雷神社の参拝で、ぜひ味わってほしいのが
御朱印
です。初穂料は
300円
。日によっては、神職がその場で筆を運ぶ
直書き
の御朱印をいただけることがあります。墨の香りとともに、目の前で社名や日付がかたちづくられていくひとときは、書き置きにはない温かさがあり、参拝の記憶を一段と深いものにしてくれます。御朱印の対応は社務の都合で変わることもあるため、いただける時間は参拝時に確認すると安心です。
アクセスとあわせて巡りたい追浜・金沢の社寺
雷神社
へは、京急本線「追浜」駅から徒歩約5分。追浜から金沢区にかけては、歴史ある社寺が点在し、御朱印をいただきながらの散策にぴったりのエリアです。
•
法福寺
——追浜本町にある日蓮宗系の寺院。雷神社のすぐ近くで、あわせて参拝しやすい。
•
正伝寺
——追浜の地に法灯を伝える寺。追浜さんぽの立ち寄り先に。
•
瀬戸神社
——隣の金沢区六浦に鎮座する、源頼朝創建の海上守護社。金沢七福神めぐりの拠点。
•
長昌寺
——金沢区富岡の禅寺で、直木賞の名祖・直木三十五が眠る。御朱印めぐりにおすすめ。
大銀杏を見上げ、直書きの御朱印をいただく——雷神社は、追浜の街さんぽの起点にふさわしい古社です。
よくある質問
追浜の雷神社はどこにありますか?
神奈川県横須賀市追浜本町1-9にあり、京浜急行本線「追浜」駅から徒歩約5分です。雷の神・火雷神を祀る古社で、境内の大銀杏が目印です。
御神木の大銀杏はどのくらいの樹齢ですか?
樹齢400年を超えるとされ、「かまくらと三浦半島の古木・名木50選」に選ばれています。幹に垂れる気根が乳房に似ることから「乳銀杏」とも呼ばれ、安産・子育ての信仰を集めてきました。晩秋には黄金色に色づきます。
御朱印はいただけますか?初穂料はいくらですか?
御朱印は初穂料300円で授与されています。日によっては神職が直書きしてくださることもあります。社務の都合で対応が変わる場合があるため、参拝時に授与の時間を確認するとよいでしょう。
最終更新日:2026年6月4日
── 了 ──
武
作成者
武時
(たけとき)
武家史
Toku 編集部 武家史担当。出典と縄張図解にこだわり、頼朝の伊豆配流地から戊辰の戦場まで一次史料を片手に取材執筆する。
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詣
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記事で読んだ歴史は、現地に立つとさらに深く実感できます。下のスポットや巡礼コースから、次の参拝先を選んでみませんか。
雷
1. 雷神社(追浜)
京急追浜駅にほど近い朱塗りの古社——火雷神を祀り、樹齢400年を超える大銀杏が「かまくらと三浦半島の古木・名木50選」に選ばれた御神木として親しまれる雷除け・気象災害除けの社
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法
2. 法福寺
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