learn/[id]

季節
6 分で読める
SEASONAL
鎌倉のあじさい——明月院と長谷寺の6月の見頃ガイド
6月の鎌倉はあじさいで青く染まります。「あじさい寺」と呼ばれる明月院と長谷寺を中心に、見頃カレンダー・混雑回避のコツ・北鎌倉からの巡礼ルートをご紹介します。
目次
MOKUJI
6月の鎌倉はあじさいがすべて
あじさい名所の見頃カレンダー
「あじさい寺」明月院——早朝が絶対のおすすめ
長谷寺の「あじさい路」——相模湾を背景に
穴場と寄り道——浄妙寺と浄光明寺
半日で回れる北鎌倉あじさい巡礼ルート
雨の日こそあじさいが輝く
参拝時のポイント
ゆかりのスポット一覧
よくある質問
6月の鎌倉はあじさいがすべて
梅雨の鎌倉には、雨の日でも特別な美しさがあります。石畳が濡れて光り、山門の苔がいっそう緑を深め、そのなかであじさいの青と紫がふわりと浮かび上がる——梅雨時の寺社さんぽは、晴れの日とはまったく違う「しっとりした情緒」を味わわせてくれます。
鎌倉のあじさいの見頃は6月上旬〜7月上旬で、なかでもピークは6月中旬です。全国から参拝者が訪れるため、週末は相当な混雑が予想されます。でも心配しないでください。このガイドでは混雑を避けながらあじさいを最大限楽しむとっておきのルートをご紹介します。
あじさい名所の見頃カレンダー
スポット
見頃の目安
あじさいの種類・特徴
明月院
6月上旬〜中旬
ヒメアジサイ(淡い青紫)が参道を埋め尽くす
長谷寺
6月中旬〜下旬
約2500株・眺望の丘から相模湾が見渡せる
浄妙寺
6月中旬
茶室と庭のあじさいが上品な佇まい
鶴岡八幡宮
6月下旬
源氏池・若宮大路沿いにもあじさい
浄光明寺
6月中旬
穴場。境内がこぢんまりしていて落ち着いて見られる
「あじさい寺」明月院——早朝が絶対のおすすめ
明月院は「あじさい寺」として全国的に有名で、6月になると参道がヒメアジサイの淡い青一色に染まります。その美しさは「鎌倉ブルー」と呼ばれるほどです。
ただし人気ゆえに混雑もすごい。開門は8:30ですが、週末の10時以降は参道に長蛇の列ができることも。絶対のおすすめは8:30の開門直後です。まだ観光客が少なく、朝露を含んだあじさいが柔らかい光のなかで輝いています。
明月院の参拝ポイント:
北鎌倉駅から徒歩10分(JR横須賀線)
6月中の拝観料は大人600円(通常500円より高め)
参道の突き当たりにある「本堂の丸窓」は庭が額縁のように見える名スポット(6月限定で庭の公開あり・別途料金)
境内の売店で「あじさいのお守り」や季節の御朱印が入手できます
あじさいの花びらから、ふわりと甘く湿った香りが漂います。雨上がりの朝に訪れると、その香りがいっそう際立ちます。
長谷寺の「あじさい路」——相模湾を背景に
長谷寺は「あじさい路」として整備された斜面に約2500株のあじさいが植えられており、あじさいの種類も豊富です。ヒメアジサイ・ガクアジサイ・カシワバアジサイなど色とりどりのあじさいが、時期をずらして咲きます。
最大の魅力は、丘の上から相模湾を見渡せる眺望の良さです。青いあじさいの向こうに広がる海の青——この景色を目当てに梅雨の季節も多くの人が訪れます。
混雑時はあじさい路に「整理券」が配布されることがあります。最近では公式サイトやSNSで当日の混雑状況を発信しているので、出発前にチェックしてみてください。
長谷寺の参拝ポイント:
江ノ電「長谷」駅から徒歩5分
拝観料: 大人400円(本堂エリア)、あじさい路は時期により別途
本尊の十一面観音立像(高さ約9.18m)も必見
境内の甘味処でゆっくり休憩できます
穴場と寄り道——浄妙寺と浄光明寺
浄妙寺は鎌倉五山第五位の格式ある禅寺です。境内に茶室「喜泉庵」があり、お抹茶をいただきながらあじさいを眺められます。観光客が比較的少ないので、落ち着いて花を楽しみたい方にぴったりです。
浄光明寺(浄光明寺と混同しやすいですが別の寺です)も穴場として知られています。こぢんまりした境内に咲くあじさいは、見過ごされがちですが趣があります。どちらも北鎌倉エリアから歩いてアクセスできます。
半日で回れる北鎌倉あじさい巡礼ルート
北鎌倉駅を起点にした、無理のない半日コースをご紹介します。
コース(所要: 約4〜5時間):
1.
8:30 北鎌倉駅着 → 徒歩10分 → 明月院(60分)
2.
10:00 北鎌倉駅方面へ戻り、浄光明寺に立ち寄り(30分)
3.
11:00 鎌倉駅方面へ移動、鶴岡八幡宮参拝(40分)
4.
12:30 小町通りでランチ
5.
14:00 江ノ電で長谷へ → 長谷寺(70分)
移動のコツ: 鎌倉駅〜長谷は江ノ電で約5分。あじさいの季節の江ノ電はとても混むので、Suicaをチャージしておくとスムーズです。
雨の日こそあじさいが輝く
「梅雨の鎌倉は行くべき?」とよく聞かれます。私の答えは「雨の日こそ行くべき」です。
雨粒が花びらにのり、あじさいの色がいっそう深く鮮やかになります。石畳も参道の苔も、雨に濡れると本来の色を取り戻します。傘を差しながら静かな参道を歩くのは、晴れの日にはない「しっとりとした幸せ」があります。
雨の日の注意点:
石畳が滑りやすくなるので、グリップのある靴を
折りたたみ傘より長傘のほうがゆったりできます
カメラは防水ケースかビニール袋で保護を
参拝時のポイント
早朝(8:30〜9:30) が最も空いていて美しい。平日ならさらに快適
週末のピーク時(10:00〜15:00) は各所で行列が発生します
6月は蚊が出始めるので、虫よけスプレーを持参するとよいです
あじさいは手で触れたり摘んだりしないようにしましょう(一部のあじさいは有毒です)
水分補給をこまめに。境内の売店で冷たい飲み物が入手できます
ゆかりのスポット一覧
スポット
あじさいの見どころ
アクセス
明月院
参道を埋める淡い「鎌倉ブルー」
北鎌倉駅から徒歩10分
長谷寺
2500株・海の眺望つき
長谷駅から徒歩5分
浄妙寺
茶室でお抹茶とあじさい
鎌倉駅からバス
鶴岡八幡宮
源氏池沿いのあじさい
鎌倉駅から徒歩10分
浄光明寺
静かな穴場の境内
北鎌倉駅から徒歩15分
よくある質問
明月院のあじさいはいつが見頃ですか?
例年6月上旬〜中旬がヒメアジサイのピークです。6月10日前後が最も見頃という年が多いですが、年によって1週間前後します。出発前に明月院の公式情報や地元メディアの開花情報を確認するのがおすすめです。
雨の日でもあじさいは楽しめますか?
むしろ雨の日のほうが色が鮮やかになり、あじさいの魅力が増します。石畳が濡れて滑りやすくなるので滑りにくい靴を選べば、雨の鎌倉は絶好のあじさい日和です。
長谷寺の整理券は必要ですか?
混雑が激しい週末・祝日には、あじさい路に整理券が配布される場合があります。当日の朝早めに到着するか、長谷寺の公式サイトやSNSで混雑状況を確認してから訪れましょう。平日は整理券なしで入れることがほとんどです。
北鎌倉駅周辺にコインロッカーはありますか?
北鎌倉駅には小さなロッカーがいくつかあります。ただし数が少なく、人気シーズンはすぐ埋まります。荷物を軽くして訪れるか、鎌倉駅のコインロッカーに預けてから北鎌倉に移動するのがスムーズです。
最終更新: 2026年5月
明月院——鎌倉のあじさいにゆかりの寺社
Wikimedia Commons / Public Domain
長谷寺——鎌倉のあじさいにゆかりの寺社
Wikimedia Commons / Public Domain
寿福寺——鎌倉のあじさいにゆかりの寺社
Wikimedia Commons / Public Domain
鶴岡八幡宮——鎌倉のあじさいにゆかりの寺社
Wikimedia Commons / Public Domain
浄妙寺——鎌倉のあじさいにゆかりの寺社
Wikimedia Commons / Public Domain
── 了 ──
この記事は
♡ 役に立った
一 期 一 会
📱
アプリで巡礼を楽しむ
App Store からダウンロード
T · O · K · U