寿永4年(1185年)、壇ノ浦の合戦で幼帝・安徳天皇が入水崩御すると、その御霊を慰めるため崩御地の近くに阿弥陀寺が建立されたと伝わる。当初は仏式の祀り所として天皇の御陵を管理する形で信仰を集めた。江戸時代には歴代長州藩主の崇敬を受け、社殿の整備が進められた。明治維新後の神仏分離令(1868年)により阿弥陀寺から神社として独立し、「天皇社」と改称。1875年(明治8年)に天皇の諡号にちなみ「赤間宮」と改められ、官幣中社に列せられた。現在の朱塗りの龍宮造りの社殿は1965年(昭和40年)に再建されたもので、水中に没した安徳天皇の御陵を象徴するかのように竜宮城を模した独特の意匠を持つ。1940年(昭…