呑龍教会は浄土宗に属し、墨田区東駒形に所在するとされる。呑龍上人は江戸時代初期の浄土宗の僧侶で、群馬県太田市の大光院を拠点に貧しい子供たちを引き取って養育したことから「子育て呑龍」として民衆に崇められてきたとされる。その信仰は江戸の庶民の間にも広まり、育児・安産・子供の健やかな成長を願う人々の厚い信仰を集めてきたと伝わる。東駒形は隅田川沿いの職人・商人の町であり、呑龍教会はその地域で子育てにまつわる信仰の場として独自の役割を果たしてきたとされる。現代においても安産・子育てを祈願する参拝者が訪れると伝わる。