明治43年(1910年)3月、第13回九州沖縄八県連合共進会の来賓接待所として建設された木造2階建のフレンチ・ルネッサンス様式建築。福岡県土木部技師・三條栄三郎による設計で、明治期の日本における希少な本格西洋木造建築として昭和59年(1984年)に国の重要文化財に指定された。共進会開催時には閑院宮御夫妻の宿泊所としても使用され、明治の福岡が日本近代化の一角を担った記憶を伝える。2005年の福岡県西方沖地震で大きな被害を受けたが、大規模復旧工事を経て2008年に一般公開が再開。中洲の水辺に優雅な姿を残す福岡市民の誇りとなる近代建築。