風渡野天神社は、さいたま市見沼区風渡野204に鎮座する菅原道真(天神)を主祭神とする神社。見沼代用水が引かれた台地の縁に位置しながら、古くより旱損(日照り被害)に悩まされてきた風渡野村の鎮守として、天神信仰が根付いた。境内にはかつて「天神池」と呼ばれた聖なる池が存在し、江戸時代の村絵図にも記載が残る。明治6年(1873年)に村社に列格、明治41年(1908年)には鷲神社(熊野・稲荷・秋葉・神明を合わせ祀る)と湯殿社(稲荷二社・雷電を合わせ祀る)が合祀され、周辺集落の神々が一境内に集約された。社務は武蔵一宮氷川神社の社司が兼務しており、見沼地区の信仰の重層性を体現している。JR東大宮駅・宮原駅から自転車・車で約10分。