御霊神社は大阪市中央区淡路町に鎮座する神社で、単立(神社)として独自の宗教法人格を持つ。御霊信仰は平安時代に盛んになった信仰形態で、非業の死を遂げた人物の怨霊が疫病や天変地異をもたらすと恐れられたため、その霊を神として祀り慰めることで災厄を鎮めようとしたものである。大坂の淡路町周辺は古くから水上交通の要衝であり、商業都市として発展した大坂において地域住民や商人たちの篤い崇敬を集めた。江戸時代の大坂は「天下の台所」と称され商業が繁栄したが、御霊神社はその時代から地域の鎮守として人々の生業や安全を守る神社として信仰されてきたと伝わる。