龍谷山と号する浄土真宗本願寺派(西本願寺)の別院。天正20年(1592年)に大坂の門徒が楼の岸(現天満橋付近)に設けた集会所が起源で、慶長2年(1597年)に現在地へ移転、慶長10年(1605年)に本堂が建立された。大阪を南北に貫く「御堂筋」の名は、この北御堂と南御堂(真宗大谷派難波別院)の門前を通る道であることに由来する。明治の廃仏毀釈や大阪大空襲(1945年)で焼失を経験したが、そのたびに門徒の力で再建されてきた。現在の本堂は昭和39年(1964年)の再建で、コンクリート造りながら伝統的伽藍配置を踏襲。大阪のビジネス街・本町の中心に位置し、御堂筋のシンボルとして親しまれている。北御堂ミュージアムでは大阪と浄土真宗の歴史を学ぶことができる。