徳治2年(1307)、後二条天皇の御代に将軍久明親王・執権北条貞時が淵野辺の地に遊歴した際、池の大蛇が人々を苦しめているとして淵野辺伊賀守源義博に命じて退治させ、山王大権現を祈願したのが創建の起源とされる。天文11年(1542)には後北条氏の大友義家が関東平定の祈願所とした。社殿は天和2年(1682)・元禄12年(1699)・宝暦2年(1752)・文化3年(1806)など幾度も修復を重ね、現社殿は昭和43年(1968)に再建されたもの。悪病流行時には伊賀権現大酉明神のお告げにより、毎年8月27日と11月酉の日に五穀豊穣・氏子安全を祈る祭礼が定められたと伝わる。