常陸太田市の金砂山に鎮座する古社で、72年に一度の大祭礼で全国的に知られる。
大己貴命と少彦名命を祀り、国造りの神として崇敬される。
西金砂神社の「磯出大祭礼」は72年に一度開催される日本最長間隔の祭り。
最近の大祭礼は2003年に行われ、次回は2075年の予定。
金砂山は標高402mの山で、山頂付近に本殿が鎮座する山岳信仰の霊場。
東金砂神社と対をなし、二社で一つの信仰圏を形成する。
参道の石段は険しいが、山頂の神社からの眺望は格別。
田楽舞は国の選択無形民俗文化財で、中世芸能の面影を伝える。
72年に一度の祭りは日立市の水木浜までの長距離の行列で壮大。
日本の祭り文化の中でも最も稀少な大祭礼を持つ、歴史的に貴重な神社。
天安元年(857年)に創建されたと伝えられる山岳信仰の古社。
金砂山は古代から山岳信仰の霊場として知られ、修験者が修行した。
大己貴命と少彦名命は国造りの神で、常陸国の守護神として崇められた。
72年に一度の大祭礼は天長年間(824-834年)に始まったとされる。
磯出大祭礼は金砂山から日立市水木浜まで約75kmの行列を伴う壮大な祭り。
東金砂神社にも同様の大祭礼があり、西と東で交互に行われていた。
田楽舞は室町時代から伝わる芸能で、中世の祭礼芸能を今に伝える貴重な文化財。
佐竹氏をはじめとする常陸国の武将たちからも篤い崇敬を受けた。
江戸時代には水戸藩の庇護を受け、祭祀と田楽舞が維持された。…