船橋市印内町の台地に鎮座する印内地区の本来の氏神。創建年は不詳だが、享保21年(1736年)の『春日大明神宮御奉謝氏子日記』が現存し、少なくとも享保年間には既に鎮座していたことが確認される。祭神は春日大神(天児屋根命ほか)で、奈良・春日大社の分霊を勧請したと伝わる。明治42年(1909年)、隣接する熊野社と駒形社を合祀。社殿は昭和38年(1963年)8月12日の火災で焼失、昭和43年(1968年)11月に再建された。周辺の印内台遺跡群からは後期旧石器時代の石器や平安時代の和鏡が出土しており、古代から集落が営まれた歴史の厚い土地である。境内には万葉歌碑が立ち、一帯が万葉集「勝間田の池」に比定された文学的背景を今に伝える。JR西船橋駅北口より徒歩約6分。