船橋市印内2丁目、JR西船橋駅のすぐ北に鎮座する牛頭天王社。「印内の天王様」として親しまれる。享保18年(1733年)、周辺の村々で疫病が大流行した際、隣接する真言宗光明寺の重職が京都八坂神社の分霊(牛頭天王)を勧請して寺の隣に祀ったのが起源。疫病退散の霊験あらたかな神として信仰は急速に広がり、江戸時代後期にはその信仰圏が東は千葉、西は現在の江東区に及び、「130余りの講社」が組織されたと伝えられる。明治初期の神仏分離令により光明寺から独立して神社のみ残ることとなった。平成28年(2016年)には社殿が新築され、老朽化していた江戸期以来の社殿が生まれ変わった。例祭は毎年7月22日・23日で、旧印内村・葛飾町の氏子により盛大な神輿渡御が行われ、船橋の夏を代表する祭礼として知られる。JR西船橋駅北口より徒歩約4分。