銀座4丁目の歌舞伎座正面入口向かって右脇に鎮座する稲荷神社。平安時代(承和8年・841年)創建の鐵砲洲稲荷神社(中央区湊)から分祀された御分霊を祀り、歌舞伎座の大入り・舞台安全・観客の安全・地域の安泰・防火を祈願する守護神として歴代の歌舞伎座を見守ってきた。以前は劇場関係者のみが参拝できたが、2013年4月の第五期歌舞伎座開場にあわせて現在の正面向かって右脇の位置に遷座し、一般に開放された。開幕・千穐楽(大千穐楽)には神職による報告祭が執り行われ、出演俳優が必勝を祈願する。2017年11月から御朱印の頒布も開始。2020年からは旧歌舞伎座の舞台ヒノキ板を再利用した絵馬(¥1,800)も奉製されている。銀座八丁稲荷参拝スタンプラリーの一社としても名を連ねる。
鐵砲洲稲荷神社は平安時代の承和8年(841年)の創建と伝わる中央区最古級の古社で、歌舞伎稲荷神社はその御分霊を祀る。歌舞伎座は明治22年(1889年)に木挽町(現・東銀座)に初開場し、以来第五期(2013年開場)まで改築・再建を繰り返してきた。歌舞伎稲荷神社は歌舞伎座の繁栄と舞台安全を祈る鎮守として境内に祀られてきたが、長らく劇場関係者のみが参拝する社であった。第五期歌舞伎座の再建(隈研吾・久米設計)に際して正面入口脇の現在地に移され、2013年4月の開場とともに一般参拝が可能となった。現在も鐵砲洲稲荷神社の宮司が管理・奉仕し、各公演の開幕・千穐楽には報告祭が斎行される。2017年には御朱印頒…