明治2年(1869年)に初点灯した日本最初の洋式灯台。フランス人技師ヴェルニーの設計で、当初は白色四角形の煉瓦造りであった。大正12年(1923年)の関東大震災で倒壊し、現在の白色八角形コンクリート造りの3代目は大正14年(1925年)に完成。東京湾の入口・浦賀水道を照らし続け、一日約500隻の船舶の安全を守る。灯台周辺は観音崎公園として整備され、明治17年(1884年)竣工の北門第一砲台跡や三軒家砲台跡など、東京湾要塞の遺構が点在する。観音崎の名は天平13年(741年)に行基がこの地で十一面観音を彫ったことに由来するとされ、古代から海の守護の地であった。