文安4年(1447年)、芝増上寺第三世・定蓮社音誉聖観が創建した浄土宗寺院。正式には吉祥山茅草院慶運寺。慶長4年(1599年)に徳川家康より寺領7石を拝領し、多くの末寺を擁する中本寺格を誇った。安政6年(1859年)の横浜開港に際しフランス領事館として使用された。慶応3年(1867年)の神奈川宿大火で隣接する観福寿寺(通称「浦島寺」)が類焼し、明治6年に浦島観世音像と4基の石碑が移された。以来「浦島寺」の通称で親しまれる。龍宮伝来の浦島観世音像は亀の背上に立つ優美な姿で、1995年に横浜市指定文化財。12年に一度の子歳開帳でのみ直接拝観できる。