永禄4年(1561年)に雑司ヶ谷の地中から出土した鬼子母神像を安置したことに始まる日蓮宗法明寺の飛び地境内。鬼子母神(訶梨帝母)は本来恐ろしい鬼神であったが釈迦の教化により安産・子育ての守護神に転じたとされ、江戸時代から庶民の厚い信仰を集めてきた。現在の本堂は寛文4年(1664年)建立で国の重要文化財に指定されている。境内入口に続くケヤキ並木は都の天然記念物で、樹齢600年を超える大イチョウとともに都会の中の森の空気を醸し出す。10月の御会式では万灯の行列が夜の参道を彩る。毎年七五三・お宮参りの参拝者が絶えない安産・子育ての名所。