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前山寺(未完成の塔)
長野県
「未完成にして完成の塔」と称えられる国重要文化財の三重塔が立つ真言宗寺院
種別
史跡
アクセス
長野県上田市前山
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基本情報
史跡
概要
「未完成の塔」として知られる三重塔が境内に立つ前山寺(ぜんさんじ)。上田市前山に位置する弘法大師(空海)開基の真言宗の寺院。三重塔の二・三層に本来あるべき縁と高欄がなく「未完成」とされながら、むしろその姿がことさら美しいと評される国指定重要文化財の塔がある。「未完成にして完成の塔」とも称えられ、侘びと不完全の美しさを体現した信州の隠れた名刹として多くの建築ファンや参拝者が訪れる信州の穴場スポット。
由緒
前山寺(ぜんさんじ)は弘法大師(空海、774〜835年)の開基と伝えられる真言宗の古刹で、平安時代初期の創建とされる。真言宗の信濃への布教と深く関わり、真田の里の山間に静かにたたずむ霊場として地域の信仰を集めてきた。境内の三重塔は室町時代(15世紀)の建立とされ、二・三層の縁と高欄が完成していないまま建設が止められた「未完成の塔」として知られる。にもかかわらずその姿がかえって美しいと古くから評価され、国の重要文化財に指定されている。真田氏・武田氏が信濃で活躍した戦国時代も地域の信仰の場として維持され、江戸時代には上田藩の庇護のもと寺院が管理された。明治の廃仏毀釈後も存続し、「未完成にして完成の…
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