阪急「松尾大社」駅すぐ
京都府京都市西京区嵐山宮町3
Google Map で開く ↗
良縁成就・恋愛成就・夫婦円満。出雲大社・地主神社・川越氷川神社などが有名。
御祭神「大山咋神・市杵島姫命」のご神徳に由来
大宝元年(701年)に秦忌寸都理が創建した京都最古の神社のひとつ。醸造の神・大山咋神を祀り、全国の酒造家・醸造家が醸造祈願に訪れる日本随一の醸造神社。重森三玲が晩年に手がけた「磐座の庭」「曲水の庭」「上古の庭」の三庭園が境内に広がる。松尾山をご神体とする古代磐座信仰の聖地で、境内奥の磐座は今も信仰を集める。4月下旬から5月初旬の「松尾祭」では船渡御が桂川を彩り、嵐山・桂地域の氏神として地域住民に深く親しまれている。
松尾大社の創建は大宝元年(701年)とされ、渡来系氏族・秦氏の首長である秦忌寸都理が松尾山の神霊を勧請して社殿を造営したと伝わる。しかし松尾山の磐座に対する信仰はそれ以前から存在しており、秦氏が山城盆地へ進出した5〜6世紀頃にはすでに祭祀が行われていたとされる。平安遷都(794年)後は王城鎮護の社として朝廷の崇敬を集め、二十二社の一社に列せられた。中世には社領が縮小する時代もあったが、醸造の神・大山咋神を祀る神社として酒造家の信仰を集め続けた。近世には全国の酒造業者が醸造祈願に訪れる慣習が広まり、「日本一の醸造神社」としての地位を確立した。明治時代には近代社格制度のもとで官幣大社に列せられた。…
秦忌寸都理(はたのいみきとり)は渡来系氏族・秦氏の首長で、大宝元年(701年)に松尾山の神霊を勧請して松尾大社を創建したと伝わる。秦氏は山城国(現在の京都西部)に拠点を持ち、農耕・養蚕・酒造などの先進技術をもたらした氏族として知られる。秦氏が酒造の神を松尾山に祀ったことが、後世の「松尾=醸造神」の信仰の起源となった。同氏は伏見稲荷大社(711年・秦伊呂具)も創建しており、平安京周辺の二大古社が秦氏の創建によることは古代山城国における同氏の宗教的影響力の大きさを物語る。
重森三玲(1896-1975)は昭和を代表する作庭家で、東福寺方丈庭園など数々の名園を手がけた。晩年の松尾大社では「磐座の庭」「曲水の庭」「上古の庭」の三庭園を作庭し、古代磐座信仰の聖地に枯山水・曲水・盛砂などの伝統技法を結集させた現代庭園を残した。三庭園は重森三玲の遺作の一つとして高く評価され、京都の現代名園として参拝者を迎える。
関連
梅宮大社
同じく京都西部の酒造の神を祀る古社。松尾大社・梅宮大社は京都の二大酒造神社。
関連
伏見稲荷大社
秦氏が711年に創建した稲荷信仰の総本宮。当社(701年)と並び秦氏が創建した平安京周辺の二大古社。
📱
アプリでもっと便利に
GPS自動スタンプ・オフライン閲覧・推し活機能