松代大本営は太平洋戦争末期の昭和19年(1944年)11月から昭和20年(1945年)8月の終戦まで、極秘裏に掘削が続けられた地下壕遺跡である。米軍の本土上陸を想定した「松代大本営計画」のもと、大本営・政府機関・天皇御座所などの移転を目的として象山・舞鶴山・皆神山の三山に延べ約75キロメートルの地下壕が建設された。工事には朝鮮から強制連行された労働者約7,000人を含む多くの人々が過酷な条件下で従事させられた。終戦により未完成のまま放棄されたが、戦後長く非公開とされた後、象山地下壕が一般公開され、1990年代以降に平和教育の場として広く知られるようになった。朝鮮人労働者の動員という歴史も含め、…