山号は**相原山**、本尊は阿弥陀如来(行基作と伝わる)。天正3年(1575年)、僧・**慶念(けいねん)**が開いた真宗大谷派の寺院。慶念はもと**今川義元の家臣**で、永禄3年(1560年)の**桶狭間の戦い**で主君・義元が織田信長に討たれた後、その菩提を弔うために出家し、川端(現・緑区鳴海町会下)に「**光泉坊**」という草庵を結んだ。これが当寺の起源で、天正年間のうちに現在地の相原郷へ移った。宗派は当初**真宗高田派**で、享保18年(1733年)に京都・西本願寺の末寺、元文3年(1738年)に高田派へ復帰、寛延元年(1748年)に東本願寺の直末寺となり、文久2年(1862年)に**真宗大谷派**と改称するという複雑な変遷をたどった。江戸時代には周辺の寺とともに**寺子屋**が置かれ、地域の教育を担ったと伝わる。すぐ近くの**桶狭間古戦場**・**大高城跡**が織田・徳川(勝者・…