大阪市北区中之島1-2-10に所在する、明治37年(1904年)竣工の歴史的図書館建築。国の重要文化財。住友家15代当主・住友吉左衞門友純(1864-1926)が欧米歴訪で公共文化事業の重要性に感銘を受け、大阪府に建物と蔵書購入費15万円を寄贈して創設したもの。設計は住友家建築技師長・野口孫市、技師・日高胖。正面はコリント式の円柱に支えられる三角破風を持つギリシア神殿風ファサード、内部中央はドーム状の吹き抜けでバロック教会風の空間を形成し、関西随一の明治洋風建築として知られる。大正11年(1922年)には住友家の追加寄付で日高胖設計による左右両翼が増築され、現在の姿となった。昭和49年(1974年)に本館・左右両翼の2棟が国重要文化財に指定。日本最古級の現役公共図書館で、現在も大阪府立図書館として蔵書約60万冊を擁し、ビジネス支援・大阪資料特化型の閲覧サービスを提供している。京阪なにわ橋駅…