天正2年(1574年)、真言宗豊山派の寺院として現在地に創建されたと伝わる。開創の詳細については明らかでない部分も多いが、武蔵野の地における弘法大師信仰の拠点として、早くから周辺住民の帰依を集めたとされる。江戸時代には境内に六地蔵が造立され、現在も練馬区の石造文化財として重要な遺物となっている。また、江戸近郊の真言宗寺院を巡る御府内八十八ヶ所霊場が整備された際、本寺もその札所に組み込まれ、四国遍路を模した巡礼地として広く知られるようになった。明治期の神仏分離令以降も寺観を保ち、近代以降も地域の信仰の場として継承されてきた。現在は本尊・大日如来を祀り、毎年の大師会を通じて真言密教の法灯を守り続け…