景行天皇41年(111年)、大和朝廷の東国経営が進む中、武蔵国の総社として創建されたと伝わる。主祭神は大國魂大神(大国主命)であり、武蔵国内の一之宮から六之宮にあたる六社の神を合祀することから「六所宮」とも称された。中世には源頼朝が社殿を造営したと伝わり、武家政権との結びつきが深まった。室町・戦国期には兵火による社殿の損傷を受けたとされるが、その都度再建が行われた。近世に入ると徳川家康が関東入国後に参拝し、江戸幕府からも社領の寄進を受けるなど手厚く保護された。明治維新後は府社に列し、後に官幣小社に昇格。太平洋戦争の戦禍を免れた境内には、馬場大門のケヤキ並木など古来の景観が保たれている。5月の例…