青梅住吉神社は、天正年間(1573〜1592年)の創建と伝わる。一説には天正8年(1580年)頃に青梅宿の鎮守として勧請されたとされ、底筒男命・中筒男命・表筒男命の住吉三神を祀る。住吉神は古来より航海・交通の守護神として広く崇敬され、宿場町として栄えた青梅宿の氏神として地域住民の信仰を集めた。江戸時代には青梅街道の宿場として繁栄した青梅宿とともに社勢を保ち、地域の精神的な拠り所となった。明治期の近代化に伴い社格が整えられ、地域の氏神社として引き続き崇敬を受けた。近代以降も毎年5月に執り行われる青梅大祭は地域の一大行事として受け継がれ、12台の山車が青梅街道を練り歩く祭礼は関東有数の山車祭りとし…