景行天皇の御代(1〜2世紀頃)に日本武尊の東征ゆかりの地として、その御霊を祀ったことに始まると伝わる、目黒区最古の神社である。社名「大鳥」は、日本武尊が薨去ののち白鳥となって飛び去ったという『古事記』『日本書紀』に記される伝説に由来するとされる。中世には武蔵国における地域の鎮守として崇敬を集め、近世には江戸幕府の庇護のもとで目黒の総鎮守として確固たる地位を築いた。明治期の近代社格制度においては村社に列せられ、地域住民の信仰の中心として機能し続けた。祭神は日本武尊・国常立命・弟橘媛命の三柱。毎年11月に行われる「酉の市」は江戸時代より続く伝統行事であり、関東随一とも称されるほどの規模に発展し、現…