小山市間々田に鎮座する八幡宮は、奇祭「じゃがまいた」で全国に知られる。
毎年5月5日に行われる蛇まつりでは、わらで作った長さ約15mの大蛇が町を練り歩く。
子供たちが「じゃがまいた、じゃがまいた」と唱えながら大蛇を担ぐ光景は壮観。
五穀豊穣と疫病退散を祈る伝統行事で、400年以上の歴史がある。
応神天皇を主祭神とし、武運長久・厄除けの御利益がある。
社叢は市の天然記念物に指定され、豊かな緑に囲まれた境内は心が安らぐ。
例幣使街道(日光街道の脇往還)沿いに位置し、交通の要衝にあった。
境内の池には弁天社が祀られ、水辺の景観が美しい。
地元の氏子組織が祭りの準備から運営まで担い、地域の結束を象徴する。
伝統の蛇まつりと格式ある八幡信仰が融合した、小山市の文化的宝物。
間々田八幡宮の創建は天平年間(729-749年)とされ、行基菩薩の開基と伝わる。
応神天皇を祀る八幡宮として、古代から武運長久の神として崇敬された。
「じゃがまいた」の起源は室町時代後期とされ、田の神への蛇体奉納に始まる。
蛇は水神の使いとされ、五穀豊穣と雨乞いの信仰に基づく民俗行事。
江戸時代には例幣使街道の間々田宿として栄え、八幡宮は宿場の鎮守であった。
蛇まつりは宿場の祭りとして発展し、旅人にも知られる名物行事となった。
明治以降も地域の伝統行事として維持され、氏子の手で継承されてきた。
昭和54年(1979年)に国の選択無形民俗文化財に選択された。
平成20年(2008年)には県の無形…