関東地方の雷除けの総本宮として知られる。板倉町の水郷地帯に鎮座し、火雷大神・大雷大神・別雷大神を祀って雷難・水害から人々を守る神として信仰されてきた。境内の「なまずさま」像は地震除けのご利益があるとされ親しまれる。社殿の彫刻は名工・左甚五郎の作とも伝わる関東有数の美しさ。利根川流域の低地に鎮座する水郷の神社として、農業の守護としても崇敬される群馬有数の名社。関東平野の夏の激しい雷雨はこの地域の風土であり、雷除けを祈る信仰は古代から根付いている。境内の神池には鯉が泳ぎ、水郷の景観に溶け込む静寂の空間が広がる。近年は「雷神さま」としてユニークなご利益で注目を集め、電気・電子関係の業界からも参拝者が訪れる。
雷電神社の創建年代は明らかでないが、古代より関東平野に頻発する雷雨への畏怖を背景に、火雷大神・大雷大神・別雷大神を祀る信仰が利根川流域の低湿地帯に根付いたと伝わる。中世には板倉周辺を支配した武家の崇敬を受け、社勢を拡大したとされる。近世に入ると徳川幕府の庇護のもと社殿が整備・拡充され、関東一円の雷除け・水害除けの総本宮として広く知られるようになった。社殿に施された精緻な彫刻は、江戸時代の名工・左甚五郎の作とも伝わり、関東有数の彫刻美として名高い。明治期の神仏分離令以降も神社としての体制を維持し、地域農業の守護神としての信仰も継続された。近代以降は電気・電子技術の発展とともに「雷神さま」としての…